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「歯科衛生士の面接の対策をしたい!」
「歯科衛生士の面接、どうして落ちちゃったんだろう……」
このような方に向けて、歯科衛生士として働いており転職経験もある筆者が歯科衛生士の面接について解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
笹川 実優
東京都在住。高校在学中より歯科医院でのアシスタント業務を経験し、歯科衛生士を志す。歯科衛生士専門学校卒業後、新卒で歯ブラシ等の予防製品を扱う歯科メーカーに就職。歯科医院への営業活動で多くの歯科衛生士からヒヤリングを行う。オンラインセミナーの立ち上げにも携わり、講師を担当。企業向けセミナーでも講師を担当し、予防情報を発信するメールマガジンなども配信。その後転職し、現在は一般歯科での勤務の傍らライターとして活動中。【保有資格】歯科衛生士免許、介護職員初任者研修
歯科衛生士の面接に落ちる理由1:社会人としての対応に不備があった
社会人としての身だしなみや言動、行動に反省点がなかったか振り返ってみましょう。例えば以下のような項目です。
- 時間を守って5分前には医院に到着していたか
- 手入れされたシャツや穴の開いていないストッキングなど服装は整っていたか
- 正しい敬語を使っていたか、誠意のある受け答えができていたか
- 待ち時間にスマートフォンを見ていなかったか
また、就職活動中のみ派手な髪色やネイルをしている場合、入職日にはきちんとした格好をするつもりでも、第一印象がマイナスとなってしまうことがあります。髪色やネイルなどは働くときと同じくらいの格好にした方が無難です。
歯科衛生士の面接に落ちる理由2:医院とのマッチングがうまくいっていなかった
志望動機や自己PRは、医院に求められるスキルとできるだけマッチしているのが理想です。入職前の少ない情報から医院のニーズをどれだけ汲みとれるかが、患者さんのニーズを汲みとれるかに繋がると医院側は考えます。競争率が高くなるとこの要素は特に重要です。
自分のやりたいことやなりたい像が先行してしまうと、医院側もふさわしい人物かどうかイメージが湧きづらくなってしまいます。医院のホームページや求人サイトを隅までよく確認して面接に臨みましょう。
医院がどんな歯科衛生士を必要としているか、自分ならどんなところに貢献できそうかを事前にしっかり練るようにしましょう!
歯科衛生士の面接に落ちる理由3:発言がネガティブになりすぎていた
転職理由などどうしてもネガティブになりやすい内容は、視点を変えて前向きに話すことが必要です。
- 人間関係が良くなかった→円滑なコミュニケーションが取れる職場で働きたい
- 勤務時間が長かった→ワークライフバランスを整えて仕事のパフォーマンスを上げたい
- 給料が低かった→やりがいを感じられる場所で働きたい
話しすぎるとついついネガティブな内容になりがちなので、準備したこと以上のことを話す必要はありません。普段引っ込み思案なところがある人は特に、相手からどう見られているかを意識しながら自信を持ってハキハキと話すようにしましょう。
歯科衛生士の面接に落ちる理由4:医院研究が不十分だった
就職活動中は多くの医院に訪問する人もいるので、準備がおろそかになってしまうこともあるのではないでしょうか。また、申し込んだときは見学だけの予定でも、急遽面接になることがあります。
そんな中で「何か質問はありますか?」と聞かれたときに、事前に確認しておけばわかるような内容を質問してしまうと、本当に入職したい意欲があるのか不信に思われてしまいます。
医院ごとに時間をかけて考えるのがベストですが、時間がないときには最低限、以下の2点を押さえておきましょう。
- 志望動機(どうしてこの医院を見学したいと思ったのか)
- 自己PR(自分と医院の強みがリンクするポイント)
上記の2点を医院ごとに用意できるようにしましょう!
歯科衛生士の面接に落ちる理由5:医院のニーズと合わなかった
態度や対応に問題がなくても面接に落ちてしまった場合は、単純に医院が今必要としている人材でなかったということが考えられます。具体的には以下のような理由が考えられます。
- 医院の方針と応募者の能力ややりたいことのミスマッチ
- 応募者の性格や年齢が今のスタッフに馴染めないのではないかと判断された
- 応募者の希望する勤務時間や曜日が、医院が必要としている時間と合わなかった
競争率が高い場合には、医院側の判断は特にシビアです。これは一度入職したら長く働き続けてほしいという医院側の配慮の表れでもあります。
この場合はやむを得ないので、気に病むことなく次の医院を探しましょう!
歯科衛生士/笹川実優さんの体験談
私の場合、まずは社会人としての礼儀正しさをしっかりベースに持つようにしています。頭の中で自分のことを俯瞰で見てときどき正しています。面接前の医院見学は特に重要です。求人サイトや医院のホームページで得られなかった院内の雰囲気やイメージとのギャップをよく観察して、自分の中でも本当にここで働きたいか判断できるように、質問ができるようならどんどんするようにしました。それと同時に、その後の面接でプラスしてアピールできることはないかも必死に探しています。面接中は、ときどき思考を相手側に移し「今の自分は採用したいと思うだろうか」を意識するようにしています。話好きな院長先生も多いので、相槌は特に意識して大きめにします。面接がうまくいったかいかないかはその場の雰囲気でだいたいわかるので、ダメだった場合も落ち込みすぎず前向きに捉えられるよう努めています。
転職サービスを上手く活用して面接合格を目指そう!
転職エージェントのサービスは求人の紹介だけではないのをご存知でしょうか?実は、履歴書の添削や面接の対策、医院とのやりとりも行なってくれます。
転職エージェントは院長先生の採用に対する考えや求める人物像など、求人情報だけではわからない情報も持っているのが強みです。これを活かしてより医院に沿った志望動機や自己PRを提案してもらうことができ、採用の確率がグンと高まります。
また、予想以上にエネルギーを使う歯科医院とのやりとりも代わりに行ってもらえるので、面接や見学の日程調整、給料交渉も自分でする必要はありません。
転職エージェントを活用することでよりスムーズに理想の職場を探すことができます。ぜひサービスを活用して転職活動を有利に進めましょう!
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