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この記事は、歯科衛生士の平均年収についてまとめた記事です。
この記事では、歯科衛生士として勤務しており転職経験もある筆者が、歯科衛生士の平均年収や、関東での平均年収について解説します。ぜひ参考にしてください。
笹川 実優
東京都在住。高校在学中より歯科医院でのアシスタント業務を経験し、歯科衛生士を志す。歯科衛生士専門学校卒業後、新卒で歯ブラシ等の予防製品を扱う歯科メーカーに就職。歯科医院への営業活動で多くの歯科衛生士からヒヤリングを行う。オンラインセミナーの立ち上げにも携わり、講師を担当。企業向けセミナーでも講師を担当し、予防情報を発信するメールマガジンなども配信。その後転職し、現在は一般歯科での勤務の傍らライターとして活動中。【保有資格】歯科衛生士免許、介護職員初任者研修
歯科衛生士の平均年収
歯科衛生士の平均年収は全国平均で約382万円(厚生労働省「令和4年度 賃金構造基本統計調査」)です。10年前(2013年)と比べるとおよそ40万円増加しています。
年齢別にみると、最も年収が高くなるのは40〜44歳。年収は年齢とともに上がっていくというわけではないようです。これは妊娠や出産によってブランクの期間が長く開いてしまい、一概に年齢によってキャリアアップしていくわけではないというのも要因の一つと考えられます。
また、昇給は少なく、医院ごとの基本給と諸手当や勤務時間によって年収が左右されることが多くなっています。
最も年収が低いのは20〜24歳の310万円。同年代の女性全体の平均年収である249万円(参考:令和3年分民間給与実態統計調査)より多くなっています。
2番目に低いのは30〜34歳となっており、これは妊娠や出産などで一度現場を離れたり、生活との両立のために短時間勤務を行うことで勤務時間が減ってしまうことが原因と考えられます。
年収を上げるためには、認定歯科衛生士などの資格の取得や、基本給のほかに歩合やインセンティブを設けている医院への就職など、知識や技術を磨いていくことが必要になってきます。
東京都の歯科衛生士の平均年収
ここでは、求人ボックス 給料ナビのデータを参考にしながら東京都の歯科衛生士の平均年収を紹介していきます。
東京都の歯科衛生士の平均年収は約396万円で、全国でもトップ(2023年5月8日時点)。月給で換算すると33万円、初任給は29万円程度が相場です。歯科衛生士全体の平均年収は約364万円なので、32万円もの差があります。
グラフを見てみると、ボリュームが多いのは345〜416万円の水準で、平均年収の396万円もこのエリアに入っています。なかには年収900万円以上の求人も含まれることから、スキルや経験によっても得られる給料に差が出てくることが窺えます。
また近隣エリアでも平均年収は高く、2位が神奈川県で同じく約396万円、3位が埼玉県で約384万円となっており、関東の歯科衛生士のニーズの高さがうかがえます。
地域別にみていくと、最も高いのは立川市の約415万円、続いて港区、品川区の約414万円。都心で働く歯科衛生士の方が比較的年収が高い傾向がみてとれます。
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歯科衛生士の年収に関する情報は以上です。いかがでしたでしょうか!
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