歯科助手面接で聞かれること３選【質問例を実務経験者が解説！】

「歯科助手面接ってどんなことを聞かれるの？」
「歯科助手面接の対策をしたい！」

沖園みのり 歯科衛生士

このような方に向けてこの記事では、歯科衛生士資格を保有し歯科助手としての実務経験のある私が、歯科助手面接で聞かれることについて解説していきます！

記事執筆者

沖園 みのり

東京都在住。都立高校卒業後、大手通信会社コールセンターにて受電業務に従事する。その後、歯科医療法人にて歯科助手を経験し、キャリアアップの為に歯科衛生士学校夜間部への入学を決意。在学中は歯科医院2軒に勤務し歯科助手経験を積む。歯科衛生士免許取得後は一般歯科にて主に歯周病治療を担う。現在はインプラント治療に強みのある完全自費診療の都内歯科医院に勤務し、歯科衛生士業務・マネジメント業務を担う。【保有資格】歯科衛生士免許

歯科助手面接で聞かれること１：志望動機

採用面接の鉄板ですが、歯科助手の面接でも志望動機は必ずといっていいほど聞かれます。数ある歯科医院の中から何故その歯科医院を選び、働きたいと思ったのかを答えましょう。

その為には事前にクリニックについて入念に下調べをしておく必要があります。ほとんどのクリニックはホームページを持っているので、目を通しておきましょう。

沖園みのり 歯科衛生士

たとえ求人広告に掲載されている給料や勤務時間などの雇用条件だけに惹かれたのだとしても、そのまま回答してしまうのはご法度です！

歯科助手面接で聞かれること２：経験・スキル

多くの場合は、歯科助手の経験やスキルがどの程度なのかも問われます。一口に歯科助手といっても、医院によってその業務内容や業務範囲は様々なので、クリニック側としては即戦力として活躍してくれそうなのか、クリニックの業務に適応できそうなのかを判断する為に質問するからです。

歯科助手経験がない場合は、他職種で経験してきたどのようなことが歯科助手の仕事にも通ずるものなのか、培ってきた経験がどのように歯科助手に活かせそうなのかという観点で答えましょう。

沖園みのり 歯科衛生士

歯科助手経験者の場合は、経験してきた業務内容について、できるだけ詳細に回答しましょう！

歯科助手面接で聞かれること３：キャリアの展望

今後歯科助手としてその医院で何をしたいのか、どのように働きたいのかも明確に回答できるよう準備しておきましょう。クリニック側としては、求めている人材ややって欲しいことと求職者のやりたいことにギャップがないかを確認する為に質問します。

例えば、クリニックが歯科助手と歯科受付の兼任として人材募集をしたとします。このとき、採用した人材が歯科助手としてアシスタントに集中することを希望して歯科受付の業務には後ろ向きであった場合、求められることと自身のやりたい仕事とでギャップが大きくなります。このようなケースは離職に繋がることも多いです。

沖園みのり 歯科衛生士

そうした認識の乖離を最小限にする為に、確認程度でも質問されることは多いでしょう。

歯科助手経験のある歯科衛生士沖園みのりさんのコメント

これを言っては元も子もないかもしれませんが、私が歯科助手の面接を実施する際に重視しているのは、回答内容の充実度よりも、第一印象や話し方、会話が違和感なく成り立つかという部分です。第一印象は社会人として問題がないかという観点は勿論ですが、クリニックに来院した患者さんにどんな印象を与えるのかも含めて見ています。歯科助手は医院内外の人と常にコミュニケーションを取らなくてはならない仕事なので、質問の意図を汲み取り的確に答えられるか、話し方や目線なども含め会話のキャッチボールの中に違和感がないかという点も重要視しています。基本的な部分ではありますが、この基本的な部分に問題があると様々な場面で躓いてしまうと個人的には考えています。

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沖園みのり 歯科衛生士

ここまでが歯科助手面接でよく聞かれる質問についての解説でした。いかがでしたでしょうか！

MIRAISTEP 編集部

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