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この記事は事務職での職務経歴書の書き方のポイントについてまとめた記事です。
職務経歴書の書き方で悩むことはありませんか?今回は事務職での職務経歴書の書き方のポイントについてご紹介していきます!
吉川純子
看護学校卒業後、看護師として総合病院に就職。整形外科病棟で5年勤務後に退職。オーストラリアで1年間ワーキングホリデーを経験する。その後、航空会社に就職。客室乗務員として主に国内線に10年間乗務。様々なPRイベントへの参加やチャーターフライトに乗務。インストラクターとしてOJT生など後輩指導を担当。営業部へ異動となり、法人営業も経験する。現在は過去の経験を元にキャリアアドバイザーとして活動。事務職への転職成功に強み。【保有資格】看護師免許、実用英語技能検定2級
職務経歴書はなぜ必要?
転職活動で多くの場合に必要になってくるのが職務経歴書です。職務経歴書を通して応募先の企業に自分が募集している人材にマッチしていることをアピールするために必要になります。応募先によっては履歴書だけでいい場合もありますが、指定されない場合や転職エージェントを使う場合は必須になると考えてよいでしょう。
履歴書は応募者の氏名や住所、学歴や職歴などの基本的な情報を伝えるものですが、職務経歴書ではさらに詳しい職務経歴から自己PRするものです。
職務経歴書の書き方
職務経歴書では以下のような項目があります。それぞれ詳しくご紹介します。
- 職歴要約
- 職務経歴
- PCスキル
- 資格・活かせる経験や技術等
- 自己PR
これまでの職務経歴を簡潔にまとめましょう。書類選考では一人に時間を割くことは難しく短時間になるので、長く書くとマイナスのイメージにつながります。目安としては大体3~4行ほどでまとめるとよいでしょう。
〇〇株式会社に入社後、現在まで一貫して、〇〇部門にて販売スタッフとして従事してきました。入念なヒアリング、説明方法の改善に取り組みました。その成果を評価され、20〇〇年より店舗の教育担当として現在まで約〇名の新人教育も担当しました。
業務内容は「いつ」「どこで」「誰に対して」「どのようなことしたか」「どのような成果を得たか」を記載します。実績があれば数字で表すと具体性が増して説得力のあるものになり、求職者が何ができるか正しく伝わります。
職務経歴はこれまですべての経歴を記載するわけではありません。年表のようにズラズラと書いても採用側は求職者の「強み」が何かわかりません。適切に省略をして記載しましょう。
「PCスキルがあります!」よりも具体的にこのスキルが使えると伝えたほうが応募先の企業にも評価されやすいです。以下でword・Excel・PowerPointの具体的なPCスキルをご紹介します。
- 簡単な文章入力
- ビジネス文書作成(報告書・提案書・見積書など)
- データ・図版挿入を含む社内外文書作成
- 変更履歴・コメントを活用した原稿制作
- テンプレートの作成・管理
- 宛名リストの管理、差し込み印刷
- HTMLとの連携
- フォーマットへの入力
- リストやフォーマットの作成
- フィルターを活用した並べ替え
- 四則演算(+-×÷の計算)
- SUM関数を使用した計算
- IF関数を使用した条件付きの計算
- グラフの作成
- 共有や参照などを活用したブックの管理
- VLOOKUP関数
- ピボットテーブルの作成、管理
- 記録マクロ
- VBA・マクロ
- 既存のスライド修正
- 社内外のプレゼン・提案資料の作成
- アニメーション効果の設定
- スライドショーの設定、実行
- テキストの挿入・図形操作
- ファイルとの連携作業(リンクの設定)
- テーマ・デザイン設定
- 販促資料作成
合わせて読む:事務職転職のPCスキルには何が必要?【職務経歴書の記載例付き!】
職種と関係ない資格は書く必要はありません。資格取得に向けて勉強中の場合は「〇〇の資格取得に向け勉強中」と記載してもアピールにつながるでしょう。また資格がない場合は活かせる経験として「観察力がある」「責任感がある」といった人間的なスキルを記載しましょう。この際も希望職種に合ったものを選ぶとよいです。
・普通自動車免許 取得(平成〇年〇月)
・〇〇の資格取得に向け勉強中
・接客・販売の際のコミュニケーション能力
・相手のニーズを汲み取る観察力
・仕事をミスなく行う責任感がある
特に大切なのは事務職(希望職種)に向いていることを書くことです。いくら良い内容でも、ズラズラと事務職に関係ないことや業務に活かせないことは企業の募集要項と合っていないため意味がありません。職務経歴書がしっかり作成出来ていない人は事務能力が低いと見なされ、事務職転職では書類選考に通らないことが多いです。事務職に向いている自己PRの例も合わせてご紹介します。
- コミュニケーション能力があること
- 人のサポートやこまめな気配りができる
- ミスなく正確に仕事をするのが得意
- 自己研鑽ができる
・正確性
レジ対応や顧客管理、在庫データベース入力などの事務処理を正しく行うことを心がけています。前職で作業のすべてにチェックリストを使用しダブルチェックを徹底した結果、前職に従事した〇年間、数字のミスをしたことはありません。この正確性は貴社の業務でも活きると考えております。またMOS PowerPoint 20〇〇は取得していますが、更にPCスキルを伸ばし ていきたいと思っており、現在はMOS Excelの取得をしたいと考えています。
職務経歴書の書き方のポイント・注意点
以下にて職務経歴書の書き方のポイントや注意点についてご紹介していきます。
- 見やすく、わかりやすく書く
- 今までの経験を踏まえて事務職(希望職種)で活かせそうな自己PRにする
- 自己PRはできる限りエピソードを交えて具体的に書く
- 自己PRは2つ以上は書くのが好ましい
書いた文章が読みやすいものか、見やすくレイアウトできているかも確認し、箇条書きなどで見やすくするのもよいでしょう。また、社内用語や専門職だった場合の専門用語は使わずに誰が読んでも分かりやすい説明になるよう心がけましょう。
書式や誤字脱字がないよう合わせてしっかり確認しましょう。
PCスキル、前職での資料作成、在庫管理の経験、電話対応などに具体的なエピソードを盛り込むと印象に残りやすくなります。希望職種で活かせない自己PRは意味がないので避けましょう。
自分が持っている経験やスキル、能力などを応募先の企業でどのように活かせるかを伝えることが重要です。どのように工夫し、行動した結果どのような結果に繋がったのか具体的に記載しましょう。
1つではなく2~3つを目安に記載しましょう。あまり多くても要点がまとまりづらくなったり、内容が薄くなり逆効果になることもあるので注意しましょう。
まとめ
以下にて今回に記事の要点をまとめました。まずは、職務経歴書の項目ごとの要点です。
- 職歴要約は簡潔にこれまでの職務経歴をまとめる
- 職務経歴は数字で表すと具体性が増して説得力のあるものになる
- PCスキルは具体的にスキルを記載するほうが企業側に評価されやすい
- 資格・活かせる経験や技術等は職種と関係ない資格は書く必要はない
- 自己PRで特に大切なのは事務職(希望職種)に向いていることを書く
次に、職務経歴書の書き方のポイントについてのまとめは以下になります。
- 見やすく、わかりやすく書く
- 今までの経験を踏まえて事務職(希望職種)で活かせそうな自己PRにする
- 自己PRはできる限りエピソードを交えて具体的に書く
- 自己PRは2つ以上は書くのが好ましい
いかがでしょうか。転職活動で必要になる職務経歴書の書き方のポイントについてご紹介しました。転職エージェントを使う際にもぜひ参考にしてみてください。
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