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この記事は、歯科受付に向いていない人の特徴4選についてまとめた記事です。
この記事では、歯科衛生士資格を保有し実務経験のある私が、歯科受付に向いていない人の特徴について解説していきます!
沖園 みのり
東京都在住。都立高校卒業後、大手通信会社コールセンターにて受電業務に従事する。その後、歯科医療法人にて歯科助手を経験し、キャリアアップの為に歯科衛生士学校夜間部への入学を決意。在学中は歯科医院2軒に勤務し歯科助手経験を積む。歯科衛生士免許取得後は一般歯科にて主に歯周病治療を担う。現在はインプラント治療に強みのある完全自費診療の都内歯科医院に勤務し、歯科衛生士業務・マネジメント業務を担う。【保有資格】歯科衛生士免許
歯科受付に向いていない人の特徴
- コミュニケーションに不安がある人
- マルチタスクが苦手な人
- 電話応対に抵抗がある人
- 事務作業が苦手な人
歯科受付に向いていないのは、上記のような人だと考えます。それぞれについて詳しく解説していきます!
歯科受付に向いてない人の特徴1:コミュニケーションに不安がある人
歯科受付の仕事は、クリニックに関わる全ての人とのコミュニケーションが必ず発生する仕事です。
歯科受付の業務においては、安心して治療を受けて頂けるような明るい対応や細かな配慮が必要とされます。治療後にも患者さんへ労いのお言葉をお伝えしたり、お会計や予約の取得をしたりと、来院から退院まで患者さんとの対話は避けては通れません。また、院内の各職種との連携や出入り業者への対応も求められます。
その為、接遇が苦手であったり、人と対話をすることに抵抗があったりする場合は、なかなか辛い仕事だと感じてしまうでしょう。
クリニックの顔として最初に患者さんに接するのは歯科受付の仕事です!
歯科受付に向いてない人の特徴2:マルチタスクが苦手な人
歯科受付は歯科助手との兼任であることが多い為、様々な業務を同時進行でこなさなければならない場面がほとんどです。
多くの歯科医院は少人数で医院全体の業務を担うので、1人当たりの業務量が多いです。診療中は治療のアシスタントをしつつ、患者さんの来院受付や電話対応、お会計などを少ない人数で効率よく行わなければなりません。
マルチタスク能力が低くひとつひとつの仕事に集中して取り組みたいというタイプの方にとっては、キャパオーバーになってしまう仕事かもしれません。
歯科受付に向いてない人の特徴3:電話応対に抵抗がある人
歯科医院は、予約の取得や変更、さまざまなお問い合わせなどの受付窓口の媒体が電話であることが多いので、電話応対に苦手意識のある方は向いていないでしょう。
予約の取得や変更、患者さんからの様々なお問い合わせはもちろんのこと、時にはクレームの電話を受けることもあります。それらへの応対と、的確に処理する能力が必要です。
受電だけではなく架電する機会も少なくないので、ある程度の電話応対のマナーやスキルが求められます。
歯科受付に向いてない人の特徴4:事務作業が苦手な人
歯科受付のメインとなる仕事は事務作業なので、PC操作に強い抵抗がある人や地道な作業が苦手な人、数字をみたり、お金を取り扱ったりすることが苦手な人も不向きでしょう。
昨今、歯科でもDX化が凄まじいスピードで進んでおり、様々なシステムを導入してクリニック業務の円滑化を目指しています。
歯科受付業務で必須となる診療予約の管理業務は、基本的にはPCで行うクリニックが多いので、PC操作が苦手な事は特に大きな足かせとなる可能性が高いです。
歯科助手経験のある歯科衛生士 沖園みのりさんのコメント
個人的に歯科受付の仕事はマルチタスクで業務を進めることが苦手だと特につらく感じると考えています。なぜかと言いますと、歯科受付の仕事はどちらかというと能動的ではなく受動的な仕事で、他者の行動ありきで仕事が生まれるという特性があるからです。例えば、事務作業をしていても電話が鳴ったら応対する、電話対応の後処理をしているときでも患者さんが来たら対応する、といった具合に自分のペースで業務をこなすことは難しいです。その為、ある程度のタイムスケジュールをイメージしていても、基本的にはその通りにいきません。他の作業をしている時でも優先度の高い他の業務が発生したら併せて取り掛かる必要があるので、新たに発生した業務に取り掛かると元々進めていた業務を忘れてしまう、ということが起こりがちな人は不向きだと思います。
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ここまでが歯科受付に向いていない人の特徴についての解説でした。いかがでしたでしょうか!
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