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「薬剤師として働いてるけど、もっと給料を上げたい!」
「薬剤師の給料ってどうやったら上がるの?」
このような方に向けてこの記事では、薬剤師資格を保有し、実務経験がある私が薬剤師の給料を上げる方法について解説していきます!
石井康博
宮城県在住。私立薬科大学を卒業後、宮城県内に20店舗ある調剤薬局に入社 。2年目にはラウンダー薬剤師に任命され実務経験を積み、1日200枚の処方箋を応需する店舗で3年間の管理薬剤師を経験。大手調剤薬局によるM&Aをきっかけに転職。管理薬剤師を続けながら、WEBライターとしても活動している薬剤師歴10年目。「薬剤師の悩みを解決したい!」という思いが強くなり、メディア「yasublog」を立ち上げる。【保有資格】薬剤師、認定薬剤師
薬剤師の給料はなぜ安いのか
薬剤師は決して楽な職業ではありません。命に関わる緊張感の中で、ミスの許されない仕事です。そのような仕事であるにも関わらず、薬剤師の給料はそこまで高くありません。理由は下記の通りです。
・国の法律により利益を出すのが難しい
・門前の病院・クリニック次第で売上が変わる
薬剤師の給料が安い理由1:国の法律により利益を出すのが難しい
2年に1度、薬局業界では「調剤報酬改定」というものが行われます。これは、売上に関わる「点数」が見直されるものです。令和5年にも日本薬剤師会による調剤報酬点数表が発表されました。
たとえば、薬局には「調剤基本料」という点数があります。これは「薬を準備できる体制を整備してる薬局に加算される点数」です。この点数が高ければ、シンプルに薬局の売上が上がります。一方で、2年に1度の調剤報酬改定で下がってしまえば、売上が下がってしまうのです。
ここ最近は、厚生労働省も医療費適正化の推進を発表するなど、国が医療費の削減を考えている影響もあり、薬局は簡単に利益が出る構造ではなくなっています。したがって、薬剤師の給料も高くすることができないのです。
薬剤師の給料が安い理由2:門前の病院・クリニックで売上が変わる
門前の病院やクリニックの人気によっても売上は大きく変わります。人気のある門前であれば、やはり利益は出やすい仕組みになっているのです。
オンライン診療が進めば立地のメリットは少なくなるかもしれませんが、まだまだ立地のメリットは大きいです。
薬剤師が給料を上げる方法1:管理職に就く
給与を上げたいなら、まずは役職に就くことを考えましょう。手当がつくので、大幅な年収アップが可能です。
たとえば、下記のような手当がつきます。
- 管理薬剤師:5万円
- エリアマネージャー:8万円
- 部長:10万円
上記はざっくりとした目安です。企業によって変動はあるでしょう。
役職に就いていない薬剤師とは、年収に大きな差が生まれます。たとえば、一般薬剤師の年収が500万円の会社があったとしましょう。管理薬剤師手当が月5万だとしたら、年収は560万円になります。
成長意欲の高い方はとくに、役職に就いて給与アップする方法をおすすめします!
薬剤師が給料を上げる方法2:残業を増やす
多くの薬局には「残業手当」があります。長く働けば働く分、給与として支払われます。
もちろん、ダラダラ働いて残業をもらうのは良くありません。しかし、忙しい店舗で働いて、正当に残業手当をもらうのは給料を増やす方法の1つです。
私は以前、門前のクリニックが夜遅くまで診察している薬局で働いていました。最後の患者様へ薬を渡すまで、薬剤師も帰れません。残業手当として、給料を多くもらっていたときもありました。
薬剤師が給料を上げる方法3:勤続年数を増やす
給料を増やすためには、同じ会社で長く働くのもいいでしょう。昇給により、年々給料が上がる人もいます。
たとえば、基本給が年に5,000円上がるとしましょう。すると、10年間で5万円上がります。1年目と10年目で、年収は60万円上がることになります。
しかし、昇給も頭打ちになる企業が多いです。新卒から10年目までは右肩上がりでも、「それ以降は昇給なし」という企業もあります。自分の会社の昇給制度は確認するようにしましょう!
薬剤師が給料を上げる方法4:資格を取る
会社によりますが、認定薬剤師などの資格をとると給与が上がります。認定薬剤師の資格があると「かかりつけ薬剤師」になれるからです。
かかりつけ薬剤師とは、薬や健康に関する知識が豊富で、患者様一人ひとりのニーズに沿った対応ができる薬剤師のこと。美容師の指名制と似ていて、指名される権利のある薬剤師をかかりつけ薬剤師と言います。
かかりつけ薬剤師になるための資格を持つと、会社の売上につながります。国がかかりつけ薬剤師・かかりつけ薬局を推奨しているので、頑張っている薬局には利益が出る構造になっています。したがって、認定薬剤師の資格を持っている薬剤師には手当として給料を上げる傾向にあるのです。
薬剤師が給料を上げる方法5:転職をする
薬剤師の給料を上げる最後の方法は「転職」です。なぜ転職によって給料が上がるかというと、転職によって薬剤師として正しい「市場価値」を判断してもらえるからです。
多くの薬局は評価制度に力を入れていません。努力に対して正当な評価が受けられない傾向にあります。一方で転職時には「年収の交渉」が可能です。
・私は○○のスキルがあります!
・前の会社で○○の成果を出しました!
・私を雇えば御社に○○のようなメリットがあります!
上記のようなアピールをすることで、年収を上げるための交渉が可能なのです。
また、働く場所さえ選ばなければ年収の高い案件はゴロゴロあります。地方の薬局ではまったく人が足りていないので、年収も高めです。
では、どのようにして給料の高い企業を探せばいいのでしょうか?
結論から言うと、転職エージェントを活用しましょう。おすすめは、求人数が多く、高年収案件の多い『ファルマスタッフ』です。
年収600万円以上の案件もたくさんあります。中にはそれ以上の案件もありますので、ぜひ1度のぞいてみてください。登録は1分で終わりますし無料です。しつこい勧誘もありません。
多くの薬剤師が転職で給料をアップさせています。ぜひ1度ご検討ください。
薬剤師石井康博さんの転職による条件アップの体験談
私も転職で給料アップした経験があります。新卒で地元の小さな薬局に入社しましたが、その後M&Aによって大手に買収されました。そこからいろいろと想うところがあり、転職に踏み切りました。結論から言うと、年収は60万円上がりました。大手での経験や、薬剤師としてのスキルを考慮していただけました。面接時には「自分の長所を伝えること」がポイントです。自分が会社にどのようなメリットがあるのかを明確に伝えられると、年収も上がりやすくなると思います。もし今の職場から正当な評価が受けられていないと感じているなら、転職も視野に入れてみてください!
薬剤師で年収を上げるなら転職を上手く行かそう
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