PR
「歯科衛生士ってやりがいのある仕事なの?」
「歯科衛生士の仕事のやりがいを知りたい!」
このような方に向けてこの記事では、歯科衛生士としての勤務経験のある私と小松さんの2名が、歯科衛生士のやりがいをご紹介します。ぜひ参考にしてください!
石原杏奈
東京都在住。地方の高校を卒業後、歯科衛生士専門学校に入学。歯科衛生士免許取得後、歯科衛生士のキャリアを学ぶため進学し、学士(口腔保健衛生学)を取得。大学在学中は、ホワイトニング専門クリニックに勤務。卒業後は、興味のあった高齢者歯科と一般歯科の経験を積むため、二度の転職を得て、現在は、地域密着型の一般歯科にて、主に歯周病治療をメインとして勤務している傍ら、新卒時より志していた高齢者歯科(訪問診療)にも携わっている。【保有資格】歯科衛生士、秘書検定3級、咀嚼・全身健康咬合アドバイザー
歯科衛生士のやりがい7選
- 人の役に立てる
- お口の衛生管理のプロとして活躍できる
- チーム医療の一員として重要な役割を果たせる
- 多くの人から感謝される
- プライベートも充実できる
- 患者さんの成長や変化に気づけること
- 患者さんに信頼してもらえたこと
それぞれ詳しく解説していきます!
歯科衛生士のやりがい1:人の役に立てる
歯科衛生士は、お口の中からの健康を守るお仕事です。歯周病の処置・むし歯の発見・それらの予防処置(主にクリーニング)を行うことでお口の環境を健康へ導き、健康維持を助けます。また、日本臨床歯周病学会によると、近年ではお口の中の菌が体内に侵入する事で全身疾患に関与することがわかっており、ますます予防歯科に注目が集まっています。
業務としては、お口の中の菌(プラーク,歯石など)を取り除くこと、歯周病やむし歯を予防するために適切なセルフケア方法を提案(歯科保健指導)します。日本歯科衛生士会に紹介があるように、お口の中だけでなく、全身の健康のためにも重要な役割を担う歯科衛生士は、老若男女問わず人の役に立つことができます。
歯科衛生士の仕事ができる環境は歯科医院だけではなく、一般企業や、介護施設、大学病院や、保健所など幅広くあります。支援する対象は違えど、歯に関するプロフェッショナルとして貢献できます。
歯科衛生士のやりがい2:お口の衛生管理のプロとして活躍できる
歯科衛生士は、お口の中の衛生管理のプロとして専門的な知識を活かした活躍ができるというところにもやりがいがあります。
歯科衛生士のメイン業務は、お口の中の衛生管理です。患者さまのお口の中を清潔にし、それを保てるように管理していきます。この業務は、歯科衛生士がプロとして専門的に行っていく業務になり、お口の中から全身の健康を考えて患者さんのQOL(生活の質)向上を目指すことができます。
また、歯の健康は全ての患者さまに一生涯必要なもので、デンタルクリニックや病院では施術やセルフケア指導、保健所や役所では、地域で行われる検診の実施や年齢にあったセルフケア・健康増進のための情報を発信しています。
歯科衛生士は、様々なフィールドにおける、お口の衛生管理のプロとして活躍することができます!
歯科衛生士の資格は国家資格で、資格取得にも資格を持ち働くことに関しても年齢制限がなく、何歳になっても働くことができることができます。
歯科衛生士のやりがい3:チーム医療の一員として重要な役割を果たせる
歯科衛生士が勤めることが多いデンタルクリニックでは、主に、歯科医師・歯科衛生士・歯科助手・受付スタッフでチームを形成しています。4つの職種のなかでも、歯科衛生士は、歯科医師に次いで国家資格を有する専門職のため、歯科衛生士にしかできない役割を担う、チーム医療には欠かせない存在です。
また、病院や施設では、医師・薬剤師・看護師・理学療法士など様々な職業の方と連携を取ります。チーム医療推進協議会は、『がん等の患者さんの手術や治療において、口腔衛生状態の改善や口腔機能の維持・向上を目指した口腔ケアが、術後の回復やQOLの向上につながることから、衛生士の役割が重視されている』と発表しています。
歯科衛生士としての役割や責任を持ちながら、チームの一員として仕事をするのはとてもやりがいのあることです。
歯科衛生士のやりがい4:多くの人から感謝される
歯科衛生士は、お子さんからご高齢の方まですべてのライフステージの方と関わるお仕事です。
特に、デンタルクリニックでは、”かかりつけ”として定期検診で長期的に通院される方が多くいらっしゃいます。検診ではむし歯を見つけるだけでなく、歯肉の状態を確認して歯周病予防のためのクリーニングや患者さまに合ったセルフケアを提案するなど、お口の環境から全身の健康増進や維持に繋げるためのサポートをします。
患者さんにとって身近な存在であるため、さまざまな場面で「ありがとう」と感謝の言葉をいただくことがあります。このような直接的に関わり支援する仕事だとやりがいを感じる機会が多いです。
長期的に通院されている方とは年単位で関係性を築くこともあります。歯科衛生士の仕事は様々な世代の患者さまからたくさんの感謝をいただく機会に恵まれています!
歯科衛生士の小松千恵さんの体験談
患者さんって本当にいろんな方がいらっしゃいますよね。私は一見気難しそうであったり、細かそうな雰囲気がある方には少し身構えてしまいますが、自分にとって苦手でだったり緊張する相手にこそ、自分の力を発揮し信頼してもらうことができた時の達成感は本当にすごいです。大変だった経験も根気強く向き合って良かったと自分の仕事の出来にも自信がつきます。そういう患者さんの感謝やお褒めの言葉をいただくことが一番やりがいに感じます。
歯科衛生士のやりがい5:プライベートも充実できる
歯科衛生士は医療職ですが、基本的に夜勤がなく、勤務時間が決まっていることが多いので、生活のバランスが崩れにくいです。
仕事終わりや休日はしっかりとプライベートの時間を確保できるため、ワークライフバランスが取りやすくなっています。また、結婚や妊娠・出産があっても産休育休を取れるので、仕事を続けやすいです。
ご家族の転勤等で引っ越しをすることになっても、国家資格のため日本全国各地で再就職が可能なので、ライフイベントに合わせて無理なく仕事に就くことができます。
プライベートを確保できることも、歯科衛生士のやりがいとして大事な要素です!
歯科衛生士 / 石原杏奈さんの体験談
私は、歯科衛生士になってから、ほぼ毎日と言っていいほどやりがいを感じていますよ。まず、仕事とプライベートでオン・オフを切り替えられるところです。お休みがしっかり取れる分、仕事中は目標を持ちながら集中して診療に取り組むことができます。また、目標が達成できれば、自分の技術も上がって仕事の幅が広がるので、さらにやりがいを感じます。
患者さまから感謝されたときにもすごくやりがいを感じています。「歯医者へのイメージが変わった(苦手意識がなくなった)」「あなたと話していると頑張って磨こうと思える!」「クリーニングがいつも楽しみなんです!」と言われたときには、頑張ってきて良かったなと思います。患者さまも私もお互いにモチベーションが上がるので、いい関係性を築けています。
歯科衛生士のやりがい6:患者さんの成長や変化に気づけること
歯科衛生士は長期に渡り患者さんの口腔内を診ていく仕事ですよね。最初の頃の口腔内の状態が、自分が介入したことによりどんどん良い環境に変化し患者さんが成長するのは誇らしいです。しかしそれを実現させることってすごく難しいです。なぜなら歯科衛生士と患者さんが二人三脚で目標へと向かう必要があるからです。小さな成功を体感させつつ行動変容のきっかけ作りをしていくのは一番の腕の見せどころでしょう。
歯科医院を受診する一番のきっかけはお口のトラブル。治療がある程度進んでくると来なくなってしまうこともしばしば。患者さんが継続して通うことがどんな治療でもメインテナンスでも成功の第一歩でしょう。
歯科衛生士のやりがい7:患者さんに信頼してもらえたこと
歯科医療において最も患者さんにとって身近な存在なのは歯科衛生士です。
歯医者さんに来るのが好きな方ってあまりいないと思いますが、歯科治療に対して不快感や苦手意識を持つ患者さんが多いように感じます。患者さん(人)の気持ちは理解できないし分からない部分なのですが、患者さんとのコミュニケーションを通じ「何を望むのか」を想像し配慮することはできますよね。
そのような意味合いで寄り添うことで信頼度も増し、頼ってもらえることはやりがいと言えるでしょう。
歯科衛生士として転職するなら、転職エージェントを活用しよう!
ここまでが歯科衛生士のやりがいに関する解説でした。いかがでしたでしょうか!
歯科助手からの転職を考えている方は、【ミラキャリ】に登録をして求人を探してみましょう!
あわせて読む:ミラキャリの口コミや評判とは?