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「歯科助手のキャリアの悩みって?」
「歯科助手のキャリアについて考えたい!」
こういった方に向けてこの記事では、歯科助手としての勤務経験のある私が、歯科助手のキャリアの悩みについて解説させていただきます。参考にしていただければ幸いです!
沖園 みのり
東京都在住。都立高校卒業後、大手通信会社コールセンターにて受電業務に従事する。その後、歯科医療法人にて歯科助手を経験し、キャリアアップの為に歯科衛生士学校夜間部への入学を決意。在学中は歯科医院2軒に勤務し歯科助手経験を積む。歯科衛生士免許取得後は一般歯科にて主に歯周病治療を担う。現在はインプラント治療に強みのある完全自費診療の都内歯科医院に勤務し、歯科衛生士業務・マネジメント業務を担う。【保有資格】歯科衛生士免許
歯科助手のキャリアの悩み1:年収を上げたい
歯科助手として勤務する上で、年収が低いということに悩む方は多いようです。
歯科助手の平均年収は約312万円(出典:国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査」)で、月給として単純計算すると月収26万円となります。日本全体の平均年収443万円(2021年時点)と比較すると低い水準にあります。
歯科助手の年収は、勤続年数が上がるにつれて徐々に上がっていく傾向にはあります。しかし、一般企業と比較すると、能力に合わせた昇給や、役職につくことによる大幅な年収アップという機会は少なく、年齢を重ねるにつれて、収入についての悩みが大きくなってくるようです。
歯科助手のキャリアの悩み2:働き方を変えたい
歯科助手が歯科医院に勤務する上で一般的となるフルタイム正社員や平日休みという働き方に悩みを抱える方も多くいます。
歯科医院は、休日が木曜日と日曜日でお昼休みが1.5時間、という形態をとっているところが多いです。また、診療開始時間の15分から30分程前に始業し、診療開始の為の準備を行い、診療後30分程度は片付け等の雑務を行うというケースが一般的です。
その為、実働時間と拘束時間が長くなりがちであったり、周囲と予定が合わせにくかったりといった問題点が出てきます。ライフワークバランスを重視する方や、家事育児に多くの時間を割く必要性がある方にとっては両立が難しく、働きにくいと感じることがあるようです。
歯科助手のキャリアの悩み3:仕事内容を変えたい
歯科助手の仕事内容について悩む方も多いです。
歯科助手は、資格や特別な経験がなくても誰でもなることができる点がメリットでもあります。しかしその一方で、資格を持たない歯科助手が歯科医院の中でできる業務範囲というのは限られています。その為、新人の時から業務内容自体はずっと変わらず、同じことを繰り返し続けることになります。
歯科助手の仕事は、経験年数によって業務範囲が広がるというよりかは、経験年数に伴い熟練度が上がるイメージです。同じことの繰り返しに飽きてしまったり、長く続けるほど自身の成長を感じられる機会が減って悩んでしまったりする方も多いようです。
歯科助手のキャリアの悩み4:身体的な問題
歯科助手の仕事は基本的に立ち仕事であることが多い為、慢性的な腰痛や首の凝りなどの身体的な問題に悩む方も多いようです。
立ち仕事である上に、治療のアシスタントをする時はかがんだ姿勢になります。局所的な痛みや不調だけではなく、一日中忙しく動きまわる歯科助手の仕事は、相当な体力も消耗します。
その為、歯科助手として年数を重ねていくにつれ、その辛さが蓄積され、身体的・体力的な問題から歯科助手を続けることが難しいと考える方も多いです。
歯科助手経験のある歯科衛生士沖園みのりさんの体験談
私は、経験を重ねても仕事内容がさほど変化しないことや、待遇改善の難しさに悩みました。歯科助手未経験で歯科医院に入職したばかりの時は、初めての歯科業界の仕事なので学ぶことも多く、毎日が新鮮でした。ただ仕事を覚えて、何事も難なくこなせるようになってくると、「歯科助手をしている限り、これをずっとやり続けるのか」「このままで良いのだろうか」と考えるようになりましたね。法律上、歯科助手にできる業務は限られているので、努力だけではどうしても超えられない壁がありました。できることが限られているということは、年収も天井が見えていると思いましたし、資格職よりも待遇が良くなることはないと考え、歯科衛生士免許の取得に至りました。
歯科助手としてより良い職場を探すなら、転職を活用しよう!
ここまでが歯科助手のキャリアの悩みについての解説でした。いかがでしたでしょうか!
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