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この記事は、歯科助手の身だしなみについてよく聞かれるネイルや服装の注意点についてまとめた記事です。
この記事では、歯科助手としての勤務経験のある私が、歯科助手の身だしなみについて解説させていただきます。参考にしていただければ幸いです!
沖園 みのり
東京都在住。都立高校卒業後、大手通信会社コールセンターにて受電業務に従事する。その後、歯科医療法人にて歯科助手を経験し、キャリアアップの為に歯科衛生士学校夜間部への入学を決意。在学中は歯科医院2軒に勤務し歯科助手経験を積む。歯科衛生士免許取得後は一般歯科にて主に歯周病治療を担う。現在はインプラント治療に強みのある完全自費診療の都内歯科医院に勤務し、歯科衛生士業務・マネジメント業務を担う。【保有資格】歯科衛生士免許
歯科助手はネイルをしても良い?
歯科助手のネイルは禁止している歯科医院がほとんどです。歯科助手は患者さんの口腔内に直接触れる職種ではないですが、やはり歯科医院という医療現場で働く医療従事者として、患者さんに不衛生な印象や不安を与えかねない為という理由から禁止されていることが多いようです。
爪が長かったり、華美なデコレーションが施されたネイルだったりすると、不衛生になることもありますし、グローブが破けやすくなり医療安全の観点からも安心とは言い難いです。
歯科医療の現場において歯科助手という職業は、単に歯科医師や歯科衛生士の補助をするだけではなく、患者さんに安心して通院していただく為に配慮することも求められます。歯科医療の現場での派手なネイルに対して、あまりよく思わない患者さんがいることも事実ですので、多くの歯科医院は禁止しているのでしょう。
ただ、審美歯科専門のクリニックなどはネイルも特に問題視されない場合が多いです。
最近は時代の移り変わりもあり、一般歯科でもネイルOKを謳っているクリニックは増えてきたように感じます。
歯科助手の服装ってどんな服装?
歯科助手は、基本的に医院が指定しているユニフォームで勤務します。
ユニフォームのタイプは、ワンピースやパンツスタイル、スクラブなど医院によって様々です。汚れ防止の為、ユニフォームの上からエプロンを着用するパターンもあります。多くの場合はシューズも指定されているでしょう。
感染予防の観点からマスクの着用も必須です。クリニックは、エアロゾルといった微細な粒子の浮遊状態の環境になりやすい為、感染対策は万全に行います。
新型コロナウイルスの流行をきっかけに、フェイスシールドやオペキャップを手術以外の一般的な治療でも常時着用するようになった医院も増えてきていますね。
歯科助手の服装でNGな例とは?
歯科助手は多くの場合指定されたユニフォームを着用して仕事にあたるので、必然的に服装の自由度は低くなり、違和感を強く感じる服装をしている歯科助手を見ることはあまりないと思います。
ただ逆に言うと、統一されたユニフォームで勤務するので、少しの乱れもすぐに目に留まりやすいです。
具体的には、しみや過度なボールペンの跡などの汚れがついていたり、しわが目立っていたり、ワンピースやパンツの裾がほつれていたりすると目立ちます。特にユニフォームの色がホワイトであると汚れが目立ちます。汚れが目立ったユニフォームでは、不衛生な印象を与えてしまいかねません。
また冬場などはユニフォームの上にカーディガンを着用する機会も多くなると思いますが、袖が長すぎていたり、サイズが合っていない為にダボっとしていたり、だらしないイメージを与えないように注意する必要があります。
クリニックも医療の現場であるので、たとえ直接的に医療行為を行わない職種であっても、清潔感がある印象を与えられるように常に整った身だしなみであることが求められます。
歯科助手の髪型はどんな髪型が望ましい?
歯科助手の勤務時の髪型として望ましいのは、髪の毛が長ければ後ろに束ね、前髪が目にかからないように整えられている状態です。
髪型や髪色を細かく規定している医院は少ないとは思いますが、髪色に関しては制限をかけている医院があることは事実です。ただ実際のところ、カラーコードまで指定しているようなことはほとんどなく、派手すぎず奇抜でなければ大体の歯科医院はスタッフの判断に任せ自由であることが多いです。
ただ面接や医院見学の際は、社会人としての一般常識を試されている場面でもあるので、黒髪に近い暗めの髪色で、しっかり束ねた髪型で臨むことをお勧めします。
医療の現場で働く身として、大切なのは清潔感であるので、不潔な印象を与えないように整えることができていれば良いと思います!
歯科助手の髪型はどんな髪型がNGか
歯科助手として勤務する上で望ましくない髪型として挙げられるのは、金髪などの派手すぎる髪色や、奇抜な髪型、清潔感に欠けるヘアスタイルでしょう。
年配の患者さんなどは金髪などの明るい髪色に抵抗感をお持ちの方も多いです。
またロングヘアをまとめずにおろした状態のまま仕事をするのは清潔感に欠ける印象を与えかねないこともありますし、感染予防の観点からも望ましいとは言えないでしょう。
歯科助手はアクセサリーをつけても良い?
アクセサリーに関しては、種類やクリニックによって良し悪しは様々なようです。
歯科助手の勤務中のアクセサリーの着用が禁止される理由としては、やはり華美な印象に映り医療の現場にふさわしくない身だしなみになるという考えがあるようです。
ピアスは着用自体を禁止している場合もありますし、着用は問題なくとも個数やサイズ感、デザインに制限を設けている場合があります。
指輪は結婚指輪であれば問題なく、アクセサリーとしての着用は認められないというケースが多いようです。手を使い、衛生であることが重要な仕事なので、不潔になる要素をできるだけなくす為でしょう。手洗いや手指消毒も頻繁に行うので、結婚指輪でもあえてつけていない人も中にはいます。
ネックレスに関してはユニフォームで大部分が隠れるので、あまりに太かったり奇抜なデザインであったりしないシンプルなものであれば他と比較すると問題視されることは少ないように感じます。
アクセサリーもネイルと同様、審美歯科や美容歯科などでは自由に着用できるケースが多いです。
歯科助手の身だしなみは清潔感が第一です!
歯科助手としてより良い職場を探すなら、転職を活用しよう!
ここまでが歯科助手の身だしなみについての解説でした。いかがでしたでしょうか!
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