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「介護施設で管理栄養士になりたいけど、自分に向いているか分からない」
「介護施設管理栄養士ってどんな性格の人がなるんだろう?」
介護施設管理栄養士に興味を持つ方の中には、こういった疑問を持つ方も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、実際に管理栄養士としての転職経験を持ち、大学卒業後から一環して介護施設管理栄養士として働く筆者が、この職業の仕事内容について解説します。ぜひ参考にしてください。
山本南美
東京都在住。管理栄養士養成課程の大学を卒業し、管理栄養士免許を取得。委託給食会社へ就職し、特別養護老人ホームへ配属。給食調理・厨房業務に従事し、要介護高齢者の身体的特徴を活かした食事内容を現場で経験する。 委託給食会社退職後、特別養護老人ホームの管理栄養士へ転職。法人内新規特養の立ち上げメンバーに選ばれ管理栄養士として異動。要介護高齢者の栄養・食事管理、行政機関とのやりとり、食事イベント企画の立ち上げ、介護職員向けの食品衛生・低栄養の研修講師など、幅広く経験。現在も特別養護老人ホームの管理栄養士として勤務しながら、ライター業として活動する。【保有資格】管理栄養士免許
介護施設管理栄養士に向いている人
介護施設管理栄養士に向いてる人の特徴は4つ挙げられます。
向いている人1:食べることが好きな人
管理栄養士として、食べることが好きな方が良いというのは言うまでもありません。食に興味がないと、食事提供業務に携わるのは難しいでしょう。
向いている人2:高齢者と接することが好きな人
職業柄、高齢者と関わらないことはありえません。
人生の大先輩たちのおかげで、今の私たちが誕生しました。
高齢者の方々に、最期まで美味しくて楽しい食事を提供したい。その気持ちを持つことが大切です。
向いている人3:勉強熱心な人
ご入居者のため、美味しい施設の食事を提供するためにも、主体的に最新情報を吸収し、勉強する人です。
低栄養や嚥下食、介護報酬改定などの情報が、時代の流れとともに変わっていきます。その情報を自ら進んで勉強しようという主体性を持つことが大切です。
向いている人4:協調性を持ち、協力しながら、感謝の気持ちをもつ人
常に周りの職員と助け合いながら、感謝の気持ちを持つことです。
介護施設の管理栄養士は一人配置の施設が多いです。そのため周りは管理栄養士ではない他職種になります。
介護職員など、周りの職員の意見に耳を傾けましょう。お互い助け合うことも大切です。そうすると自分の仕事もしやすくなり、よりよい食事サービスを提供できます。
周りの職種と協力しながら仕事を進めていきましょう。職員のその姿勢は、ご入居者にとってもプラスに働きます。
介護施設管理栄養士に向いていない人
次に、介護施設管理栄養士に向いていない人の特徴を紹介します。
向いていない人1:高齢者のことが嫌いな人
介護施設管理栄養士は、要介護認定を受けた高齢者の身体的特徴を理解し、その特徴を捉えた食事内容を考える仕事です。高齢者が好きになれない人にこの仕事は向いていません。
向いていない人2:人との関わりを避け、コミュニケーションを取らない人
人との関わりを避け、コミュニケーションを取らずに事務業務を行う人は向いていません。
一人配置の管理栄養士が多いなか、多職種連携は避けられません。他職種の職員と協力しないと、入居者のニーズを捉えられず、家族からクレームや入居者の命の危険に繋がることもあります。
一人で事務業務を行うだけでは、質のいい栄養ケアマネジメントに取り組むことができません。
私はリビングに赴き、入居者の食事の感想を聞くことから始めます。介護ソフトの食事記録だけでは得られない情報も、介護職員や入居者から聞いていきます。
より良い職場を探すなら、転職を活用しよう!
ここまでが施設管理栄養士の向き不向きに関する情報でした。いかがでしたでしょうか!
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