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「美容師にどんな人が向いているか知りたい」
「どんな特徴があれば美容師としてやっていけるのかな」
このような方に向けて、この記事では実際に美容師としてサロン勤務しており、アシスタントもスタイリストも経験した筆者が解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
西川美沙季
福岡在住。福岡の美容学校卒業後、東京吉祥寺のサロンにて2年間アシスタントとして勤務。1年目にはお客様に声かけをしたり店販で売り上げたりして成績を納めたので、新人賞を受賞し表彰される。2年でスタイリストデビューし、インスタやminimoでの集客で成果を上げる。レディースのカラーやカットを得意としており、特にブリーチ無しのワンカラーをメインに集客。施術以外でもアシスタントリーダーや検定員などを務めた。【所有資格】美容師国家資格、カラーコーディネーター、アロマセラピスト等
美容師に向いている人の特徴4選
早速ですが、美容師に向いている人の特徴を4つ紹介していきますね!
美容師に向いている人1:やる気や向上力のある人
美容の商品や流行、技術、知識はどんどん変わっているので常にアンテナを張っていなくてはいけません。そのため学ぶ意欲がない人だとお客様がつかなかったり、クレームにつながるということも考えられます。
最近はオンラインでどこでも講習を受けることができるので自分次第でいくらでも学ぶことができます。昔と比べて簡単に知識が手に入るようになったからこそ、努力していないと取り残されてしまいます。また、技術職なので失敗を恐れて何もしない人より、失敗をたくさんしながらもどんどん挑戦する人の方が圧倒的に上達が早いです。
美容師/西川美沙季さんのコメント
美容師になりたい人はもともと美容に興味がある方が多いと思いますが、自分の興味のある事だけでなく幅広い知識が必要です。例えば、20代でも年齢によってボリュームがなくなる悩みをわかってあげたり、男性でもメイクやファッションに対する感性が求められます。私自身、ヘアアレンジやコスメは興味があったので自然とSNSで目に入っていたのですが、メンズのヘアスタイルなんかはまったく気にしたことなかったのでたくさん調べていました。
美容師に向いている人2:言われたことを素直に吸収できる人
営業中の指示やレッスンでのアドバイスに対して言い訳ばかりしたり、プライドが高く受け入れられない人は成長が遅いです。周りからの印象も悪くなるため、いざという時に助けてくれなくなるかもしれません。
特に中途入社だと前のサロンのやり方を貫いたり、自分のやり方を指摘されるのを嫌う人が多いように感じます。
美容師/西川美沙季さんのコメント
高い技術力を持った人より、謙虚で指示を受け入れてくれる人が入社してくれたほうが嬉しいです。有名な美容学校出身で自分のこだわりがある人よりも、不器用であっても素直に取り組んでくれる人の方が教えがいがありました!そんな子にはアシスタントとしてたくさん経験させてあげてましたね。
美容師に向いている人3:周りを見れる人
美容師は先輩、同期、後輩とのチームワークも大切です。一人の美容師が何人ものお客様を同時に施術することが多いので、優先順位をつけたり時間配分を計算したりして動くことが求められます。特に大きな美容室の場合はお客様の施術内容やアシスタントのタイム(カラー税の放置時間)まで把握していました。
そのうち身につく能力ではあると思いますが、これが得意な人と苦手な人で土日の営業の疲労感がかなり変わります。苦手だとわかっている人は覚悟が必要かもしれません…!
美容師に向いている人4:人の気持ちに寄り添える人
近年、美容師には技術だけでなく、カウンセリング力も求められています。お客様の要望をくみ取りしっかり説明してあげる人は、指名も多くて深く信頼されていることが多い傾向があります。
美容師の仕事は、形が見ることのできる商品を取り扱うわけではないので、どうしてもお互いのイメージの行き違いやお客様に不安を与えてしまうことにぶつかります。そんな時にお客様の不安な気持ちをくみ取って接することのできる人は、美容師に向いていると言えます。
美容師/西川美沙季さんのコメント
個人的に、接客するうえでこの「人の気持ちに寄り添うこと」が一番大切だと思っています!最近はSNSでもカウンセリングの動画がアップされているほど重視されてきています。この能力がある方には本当に信頼してくれている顧客がつくのでぜひ伸ばしてほしいです。
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いかかでしたでしょうか。イメージ通りのこともあれば意外だなと思うこともあったかと思います。もちろんこれは一例なので、自己分析の一助にしていただけますと幸いです!
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