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「看護師の転職面接って何を聞かれるんだろう？」
「面接前に対策を考えておきたい！」
そういった方に向けて、実際に転職面接を複数回経験したことのある私が、転職面接でよく聞かれる質問5点について解説していきます！
津村 友香
東京都在住。看護学校を卒業後、都内の国立病院に就職。精神科に配属となり、主にてんかん性精神病や治療困難症例患者の看護を実施。看護研究にも取り組む。3年目に病棟転科のマニュアル作成者に任命される。その後私立病院に転職し、SST中級研修終了・日本精神科医学会認定精神科医療安全士取得、プリセプターを経験。長期入院患者の地域移行支援でクライシスプランを導入し退院支援を行う。現在は病棟夜勤バイトと訪問看護に従事する傍らで資産運用・金融・看護・YouTube台本などのWebライターとしても活動中。【保有資格】看護師・保健師・SST中級研修終了・日本精神科医学会認定精神科医療安全士・FP3級
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看護師の転職面接でよく聞かれる質問１：転職しようと思った理由は？
転職理由がなんであろうと前向きな言葉に置き変えて説明するのが良いです。
職場環境や人間関係の不満などをそのまま言葉にして面接で伝えてしまうとマイナスのイメージを持たれてしまいます。嘘をつく必要はありませんが、自分のスキルアップのためなど自分のことに落とし込んで前向きなイメージで伝えるようにしましょう。
転職理由が職場環境や対人関係だと、転職先で同様のことがあればこの人はすぐに辞めてしまうのではないかと思われてしまいます。前向きなイメージで伝えるのが大事です！
看護師の転職面接でよく聞かれる質問２：転職先を選んだ理由は？
応募先の看護体制や特徴などを上手に織り交ぜながら伝えるようにしましょう。また、転職することで自分と会社にとってどういったメリットがあるのかを絡めて伝えるといいでしょう。
給料や福利厚生面で転職先を選んだ人は、そのまま伝えるとマイナスな印象を与えることがあります。そういった場合は、転職先が特に力を入れている分野をポイントに返答すれば良いでしょう。
私は、面接前に転職先のホームページを検索して何に力を入れている職場なのかをチェックしています。面接時にその話を絡めて転職理由について述べるようにしています！
看護師の転職面接でよく聞かれる質問３：どのような業務・経験をしてきたのか？
どういった場所・診療科でどのような業務・経験をしてきたのか、持っている資格(認定・専門看護師の免許など)をアピールして伝えましょう。
「自分は何もしていない…」と思う方は委員会や、リーダー業務、看護研究、プリセプターなど、日々の業務で担っていた役割を伝えれば大丈夫です。そこでどういったことを工夫して、どういった結果・実績を残したのかを併せて伝えると更に良いでしょう。
私は、退院支援で本人・家族・支援者が共通で持てる病気に対する対処方法についてのシートを作成したこと、それで起こった変化、その上で自分が学んだことについて面接でお話しました。自分の実践した看護について面接で伝えるのもありですよ！
看護師の転職面接でよく聞かれる質問４：今後のキャリア形成は？
自分の考えている看護師としての今後の目標、それに対してどのようにスキルアップしていくつもりなのか具体的に伝えましょう。
面接官にとってこの人は向上心がある人なのか、職場にとって貢献してくれる人なのか、職場とミスマッチがないかという判断材料になります。看護師として自分がどのように成長していきたいのか、それに対してどういった努力をしていくつもりなのか話せるようにしておきましょう。
看護師の転職面接でよく聞かれる質問５：希望しない部署に配属された場合はどうしますか？
たとえ自分の希望ではない部署に配属されたとしても前向きな言葉で受け止めることを伝えましょう。
希望外の部署や関連施設へ配属となる可能性は十分にあります。また、基本的に数年単位で配属部署は変わるため、この人は異動に対しどういった捉え方をする人なのかを面接官は見ています。職場環境に適応できる柔軟性があり、ポジティブに物事を捉えられる人は面接官からすると好印象です。
看護師 津村友香さんの体験談
私は希望する部署があったので、面接時にその部署を希望する理由、その部署で学びスキルアップすることでどういったことをこの病院に還元できるのかを併せて伝えました。結果、希望した部署に配属されました。希望する部署がある場合、自分の考えや熱意を転職先に伝えておくことも大切です。
まとめ
この記事では、看護師の転職面接でよく聞かれる質問についてご紹介しました。
答え方の基本としては、いかに前向きな言葉で伝えることができるかが重要なポイントになります。例え、短所やマイナスな言葉を発したとしても最後はポジティブな印象でまとめるようにしましょう。
また、面接の最後には「逆質問」と呼ばれる求職者からの質問時間を取られることがあります。転職先とのミスマッチを防ぐためにも、上手に活用して労働環境や職場の雰囲気について知っておくようにしましょう。
何より大事なのは自分の言葉で話すことです！今回ご紹介した質問例を参考に、ぜひ転職面接に役立ててください。
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