歯科衛生士は未来ない?将来性について徹底解説

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「歯科衛生士の仕事に将来性ってあるの?」
「歯科衛生士って未来がある仕事なのかな?」

歯科衛生士は今後も長く活躍が見込まれる職種ですが、その実態はどうなのでしょうか。人手不足で求人数が多い一方で、離職率が高いなどといった声もあります。

中山七瀬
歯科衛生士
中山七瀬 歯科衛生士

この記事では、歯科衛生士資格を保有し実務経験のある私が、歯科業界の現状とともに歯科衛生士の仕事の将来性について解説していきます!

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中山七瀬

千葉県生まれ神奈川県在住。歯科衛生専門学校を卒業後、東京都内の矯正・インプラント・予防歯科などをそれぞれ強みとする歯科医院でキャリアを積む。その過程で’口と全身の繋がり’に感銘を受け、臨床現場におけるプロバイオティクスの活用法や健康増進について、コメディカルワーカー向けセミナーや日々の診療で情報発信している。【保有資格】日本歯周病学会認定歯科衛生士、バイオガイアアカデミーエキスパート等

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歯科衛生士の仕事の現状と今後の見通し

WHOが発表した世界口腔保健状況報告書によると、世界人口のほぼ半数 ( 45 % 、35 億人 ) が歯周病を含む口腔疾患に罹患しているというデータがあります。

中山七瀬
歯科衛生士
中山七瀬 歯科衛生士

数字でみると、相当な罹患者数ですよね。

また、2021年には自由民主党本部において、「国民皆歯科健診」が自民党 “公約” に盛り込まれました。これにより日本国民のデンタルIQ上昇と健康増進、歯科への関心の高まりを期待できます。

お口に何らかの不調がある方々が予防歯科に関心を寄せることは、これから先も必然的だと言えるでしょう。そしてそのサポートや情報発信をしていけるのが、私たち歯科衛生士の仕事です。

中山七瀬
歯科衛生士
中山七瀬 歯科衛生士

いつの時代においても、歯科衛生士は将来性と可能性に満ちた「天職」ですよ。夢を持って研鑽しましょう!

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歯科衛生士 / 中山七瀬さんの体験談

予防歯科の考えが徐々に浸透していく中で、実は、日本でも過去(1960年~1970年頃)に国民の間で虫歯が蔓延していました。当時は「痛くなったら通院」「歯を削って被せる」という考えが主流でしたが、それは過去のものであり、今令和の時代は、歯科医療に対する患者のニーズが大きく変化しています。「痛くなくても歯医者に通う」=予防歯科の考えは広く定着してきています。よって、それに最も近距離で従事する歯科衛生士の役割と今後の飛躍ぶりはさらに大きいものになると想像できます。

歯科衛生士の仕事の平均年収の推移

中山七瀬
歯科衛生士
中山七瀬 歯科衛生士

求人ボックス(2023/11/9時点)のデータを参考に、歯科衛生士の給与と年収について考えていきましょう。

歯科衛生士全体の平均月収は31万円です。地域や年齢などによっても異なるため、目安程度に捉えておきましょう。職業として考えると歯科衛生士の平均月収は一般の職業よりも少し高い傾向にあります。

また平均年収は全国平均で376万円となっています。こちらも月収同様の変動がありますが、一般水準並みの高さなので安心して暮らせます。ボーナスや時間外手当などが付くとこれよりも高くなる傾向があります。

歯科衛生士の給与の見通し

歯科衛生士の給与は年齢とともに増えていきます。経験やスキルが身につくため手当などが付与されるパターンもありますし、勤続年数が長いと安定した昇給が見込まれる場合もあります。

20代前半では年収300万円前後ですが、30代で年収360万円、40代後半で年収400万円になる人もいるので世代を通して安定収入のもと、楽しく働くことができるのが特徴です。

歯科衛生士は未来のためにどうすべきか

歯科衛生士の未来=将来性 という部分に焦点を当てて考えていきます。

まずは歯科衛生士の仕事内容についてです。予防のプロフェッショナルとして歯科医院をサポートする第一人者となるため、歯科医院の経営において歯科衛生士の存在というのは切っても切り離せない存在です。

中山七瀬
歯科衛生士
中山七瀬 歯科衛生士

歯科衛生士の仕事と将来性について考える時、【予防】と【歯科】の二つがキーワードになります!

今、社会的にも【予防】に対するニーズは高まっています。医療の進歩などによって人々が長く生きられるようになった今日、「ただ長生きをする」だけでなく、「健やかに過ごす」ことへの意識も同じく高まっています。そこで、自分の健康は自分で守る=予防医療という考え方が広まってきているのです。

こうした予防医療へのシフトの過程で見過ごせないのが【歯科】の存在です。口腔ケアがいかに全身の健康と密接な関係にあるかというのはさまざまな研究で明らかにされています。

口腔ケアと全身の健康 画像
引用:日本臨床歯周病学会

このようなことから予防歯科に対して、社会的認知度とその需要は引き続き高まりを見せていくでしょう。

中山七瀬
歯科衛生士
中山七瀬 歯科衛生士

そして歯科衛生士は予防のプロフェッショナル。この職業にはしっかりと将来性が確保されていると考えられるのではないでしょうか!

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中山七瀬
歯科衛生士
中山七瀬 歯科衛生士

ここまでが歯科衛生士の将来性に関する情報でした。いかがでしたでしょうか!

MIRAISTEP
編集部
MIRAISTEP 編集部

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