グループホームに向き不向きの性格・キャラ6選

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「グループホームで働くのに向いてるのってどんな人?」
「私ってグループホームで働くのに向いてるのかな?」

石田楓 / 介護福祉士、社会福祉主事
石田楓 / 介護福祉士、社会福祉主事

こういった方に向けて、この記事ではグループホームでの実務経験がある筆者が、グループホームでの勤務に向いている人と向いていない人の特徴について解説します。ぜひ参考にしてください!

記事執筆者
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石田 楓

北海道在住。商業高校卒業後、ホテルへ就職、web制作会社の営業への転職を経験する。20歳のときに初任者研修(当時のヘルパー2級)を取得し、グループホームの立ち上げスタッフとして介護施設へ転職。グループホームでは、現場職員として日常的な介護や夜勤を経験。23歳で介護福祉士を取得し、同じ介護業界の他社へ転職。配属先はショートステイで、2年ほど現場職員として勤務しながら社会福祉主事を取得。27歳のときに新規ショートステイ立ち上げメンバーに選ばれ相談員として異動。4年ほど相談員としてケアマネージャー・病院ワーカーとの連携や利用者家族の対応。現在は介護ライターとして活動する。【保有資格】介護福祉士、社会福祉主事

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グループホームに向いている人の特徴3選

グループホーム向いている人1:コミュニケーションが得意な人

グループホームに限らず、介護ではコミュニケーション能力がとても重要です。良いケアをするためにはスタッフ同士の連携や情報共有が欠かせません。そのため、協調性を持ってスタッフと円滑にコミュニケーションできる方は、グループホームを含め全ての介護サービスに向いています。

また、スタッフだけでなく利用者に対するコミュニケーション能力も必要です。グループホームは認知症の方を相手にするため「否定しない」「共感する」といった姿勢でコミュニケーションを取る必要があります。

石田楓 / 介護福祉士、社会福祉主事
石田楓 / 介護福祉士、社会福祉主事

認知症の方は、話をスムーズに理解できなかったり、言いたいことが言えない場合が多いです。そのため、相手の理解し安い言葉を選び、動作なども交えながら伝える必要もあります。

グループホーム向いている人2:忍耐強く怒りっぽくない人

忍耐強く、すぐに感情的にならない人は、グループホームに向いています。

グループホームでは利用者全員が認知症の症状を持っているため、認知症状によって一般的に見ると失敗と思われる行動をしてしまうこともあります。例えば、便を床や壁になすりつけてしまったり、食べ物と間違ってティッシュを食べてしまったりなどです。

どのような場合でも怒ったり責めたりせず、忍耐強く利用者に接し、決して怒らず相手を尊重できる人はグループホームに向いています。利用者の尊厳を守ることが、認知症ケアで最も大切なことのためです。

グループホーム向いている人3:家事が得意な人

グループホームでは、スタッフが利用者と一緒に調理や掃除・洗濯などの家事を行います。そのため、家事が得意な人はグループホーム向きの人材です。

特に利用者と料理をする業務はグループホーム最大の特徴ですので、料理が得意な人はグループホームで長所を活かせるでしょう。しかし、必ずしも料理のスキルが必要なわけではありません。調理経験がなくても、先輩スタッフが基本的な部分は教えてくれます。

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介護福祉士、社会福祉主事/石田楓さんのコメント

大前提として、学ぶ意欲があり、認知症という症状を知ろうと努力する人でなければグループホームは務まりません。なぜなら、グループホームでの仕事は認知症への理解がなければ成り立たない仕事だからです。未経験・無資格でも問題はありませんが、学ぼうと努力できる人でなければ、ストレスばかり溜まってしまう職場と言えます。また、レクリエーションが得意で、自主的にいろいろと企画・実行できる人は、グループホーム以外の介護サービスでも重宝されます。介護といえばレクリエーションと言ってよいほどですので、転職の際のアピールポイントにもなります。

グループホームに向いていない人の特徴3点

グループホーム向いていない人1:家事や料理が得意ではない人

料理や掃除・洗濯などの家事が苦手な方は、あまりグループホーム向きとは言えません。なぜなら、グループホームでは、調理・選択・掃除などを、スタッフが利用者と一緒に行うためです。献立作成からスタッフが携わっているグループホームもあり、特に料理は必須スキルといえます。

ただし、全てのグループホームが料理を作るわけではありません。施設の厨房が料理を用意してくれるところもあります。「調理が苦手だけれどグループホームで勤務したい」と考えている方は、厨房が備わっているところを探すのも一つの方法です。

グループホーム向いていない人2:自分のペースを崩されるのが苦手な人

自分のペースで仕事をしたい人は、グループホーム向きではない可能性があります。グループホームでは基本的に利用者に合わせて仕事を進めなければならないためです。認知症を相手にするサービスなので、ペースを崩されるのは日常茶飯事です。自分で決めたスケジュールや、仕事の段取りが崩れてしまうことは多々あります。

反対に、常に利用者を意識してペースを合わせてあげられる人は、グループホームに向いているといえます。

グループホーム向いていない人3:医療的な知識を身につけたい人

グループホームには看護師の配置義務がないため、医療的なケアには限界があります。そのため、介護度の高い方や日常的に医療処置をしなければならない方は入居できない傾向にあります。

グループホームでは基本的な介護技術や認知症ケアについて深く学べます。しかし「医療的な処置が必要な方のケアに携わりたい」「介護技術を身につけたい」「知識を身につけたい」と考えているのであれば、グループホームではなく老健や特養の方がおすすめです。

石田楓プロフィール画像

介護福祉士、社会福祉主事/石田楓さんのコメント

コミュニケーションが取れない方は、あまりグループホームに向いていないと思います。介護でいうコミュニケーションには、意見の交換や意志を伝えるだけではなく、思いやりや気配りも含まれます。グループホームでは認知症の方と接するため、利用者の状態やケアの方法などをスタッフ同士で情報共有するのがとても大切です。

  • 「人と話すのが苦手」
  • 「自分から話しかけるのが苦手」

このような方は、そもそも介護があまり向いていないかもしれません。

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石田楓 /
介護福祉士、社会福祉主事
石田楓 / 介護福祉士、社会福祉主事

ここまでがグループホームに向いている人・向いていない人に関する解説です。参考になりましたでしょうか!

MIRAISTEP
編集部
MIRAISTEP 編集部

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