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「美容師の求人ってどんなものがあるの?」
「いいサロンを選ぶためには?」
美容師の求人を見てみるとキラキラしていていい事しか書かれていません。この記事では、美容師としての実務経験のある筆者が、美容師求人の見極め方やポイントをお伝えしていきます!
西川美沙季
福岡在住。福岡の美容学校卒業後、東京吉祥寺のサロンにて2年間アシスタントとして勤務。1年目にはお客様に声かけをしたり店販で売り上げたりして成績を納めたので、新人賞を受賞し表彰される。2年でスタイリストデビューし、インスタやminimoでの集客で成果を上げる。レディースのカラーやカットを得意としており、特にブリーチ無しのワンカラーをメインに集客。施術以外でもアシスタントリーダーや検定員などを務めた。【所有資格】美容師国家資格、カラーコーディネーター、アロマセラピスト等
美容師の求人の特徴
美容師の求人の特徴1:施術価格と倍率は比例する
施術価格が低いところほど倍率が低く、施術価格が高いところは倍率も高いことが多いです。休日は月6〜8日のところが多く、シフト制もしくは定休日で固定休みになります。最近は土日休みOKなところも増えているようですが、基本的に土日は休みを取ることはできません。
私のサロンも土日休みOKでしたが、明確な理由が必要なのと迷惑が掛かってしまうので年に1度しか取れませんでした。ほぼ取れないと思っていいと思います。
美容師の求人の特徴2:チェーン店か個人店かで特徴が異なる
大きく分けてチェーン店か個人店かによって特徴が異なります。チェーン店はイベントや福利厚生が豊富で条件がいいところが多いです。材料費支給だったりコンテスト入賞金がでたりと美容学校に近い雰囲気の求人が多いです。
一方、個人店は融通が利きやすくスタッフも少ないためアットホームなところが多いです。マンツーマンで指導を受けることができたり、自分のペースでゆっくり練習できたりします。
美容師の求人の特徴3:面接前にサロン見学がある
面接前にサロン見学を設けているのも美容室ならではです。事前に店舗へ行き、説明をうけてから面接を受けるか決めることができます。実際にどんなお店なのか、設備やバックルームも見ることができるので働くイメージがつきやすいと思います。
美容師の良い求人の条件と探すポイント
- どんな環境で働きたいのかを明確にする
- 事前にネットで店舗を調べておく
- 面接前に客として店舗に行く
美容師の良い求人を探すポイント1:どんな環境で働きたいのかを明確にする
どんな環境で働きたいのかを自分の性格や周りからの評価を元に明確にしておいた方がいいです。そうすることで、ある程度客観的な視点も取り入れつつ、職場と自分の相性を見極めることができます。
美容師/西川美沙季さんのアドバイス
負けず嫌いで流行に敏感、美容界で有名になりたいなどであれば大手有名サロンがおすすめですし、自分のペースでのんびりやりたい、将来的に田舎で店を開きたいなどであれば地元の常連客が多い地域密着型のサロンがおすすめです。
また、転職理由として、人間関係以外に多かったのが「デザインカラーがやりたかったのに、サロンに入ってみたら年配の方の白髪染めしかしなかった」という声です。もしブリーチを使うカラーや若い子の施術をしたいとなれば、それに特化したお店を選ぶことが大切です。
ここが合わずに転職した人は多いです!必ず自分のやりたいことを明確にしておきましょう!
美容師の良い求人を探すポイント2:事前にネットで店舗を調べておく
事前にホームページやSNS、Googleの口コミなどを参考にし調べておくことが大切です。店舗によっての違いが大きいので、店舗や在籍スタッフのSNSを調べると雰囲気が掴みやすいです。
インスタグラム、ホットペッパービューティー、楽天ビューティー、minimoなど、ものによって口コミや書かれていることが変わります。一つのツールだけでなく複数のツールで調べて決めください!
美容師の良い求人を探すポイント3:面接前に客として店舗に行く
できれば面接前にお客様としてお店に行くのがおすすめです。誰が担当になるかわからないので、人事担当が話してくれなかったことを教えてくれたり、スタッフ同士の雰囲気などを知ることができます。
美容師の悪い求人の注意点
- 従業員の社外交流の頻度
- 従業員の年齢
- デビュー年数
美容師の悪い求人を見極めるポイント1:従業員の社外交流の頻度
プライベートの時間を大切にしたい人は、特に従業員の社外交流の頻度を見極めましょう。
頻繁に交流会や店舗での食事があるところは基本的に休日に行くことになり、給料も出ないので注意が必要です。そういう場所では、サービス残業や休日出勤が当たり前になっている可能性も高いです。
美容師の悪い求人を見極めるポイント2:従業員の年齢
20代後半~30代のスタイリストがまったくいないサロンにも注意すべきです。スタイリストになってしばらくするとみんな辞めているということなので、何かしら事情があることが予想されます。理由が納得できるものだったとしても1人の責任が重くなるので、新人スタイリストに対するクレームの対応などを全て任される場合もあります。
逆に言えば、幹部職になりたい方やオーナーを目指す人にとってはいい環境かもしれません!
美容師の悪い求人を見極めるポイント3:デビュー年数
極端に少ない年数でデビューと書いてあるところにも注意です。カリキュラムがしっかりしていたり無駄を省いたという理由があるなら別ですが、技術もないままスタイリストになってクレームを受けまくる、という事例も多く聞きます。
また、スタイリストとして入社した時にフリーのお客様が新卒優先となっていることも多いので、なかなか顧客が増えないということもあり得ます。デビューしたい時期などの要望を一人一人に合わせてくれるようなところがオススメです。
早期デビューは新卒にとってはいいことかもしれませんが、中堅層がないがしろにされていることが多いです。自分と同じ歴や世代のスタッフが在籍しているか要チェックです!
より良い職場を探すなら、転職を活用しよう!
ここまでが美容師の求人の特徴に関する情報でした。いかがでしたでしょうか!
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