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「どんな人は美容師に向いてない」
「どんな特徴があれば美容師としてやっていけるのかな」
このような方に向けて、この記事では実際に美容師としてサロン勤務しており、アシスタントもスタイリストも経験した筆者が解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
西川美沙季
福岡在住。福岡の美容学校卒業後、東京吉祥寺のサロンにて2年間アシスタントとして勤務。1年目にはお客様に声かけをしたり店販で売り上げたりして成績を納めたので、新人賞を受賞し表彰される。2年でスタイリストデビューし、インスタやminimoでの集客で成果を上げる。レディースのカラーやカットを得意としており、特にブリーチ無しのワンカラーをメインに集客。施術以外でもアシスタントリーダーや検定員などを務めた。【所有資格】美容師国家資格、カラーコーディネーター、アロマセラピスト等
美容師に向いてない人の特徴4選
続いて、美容師に向いてない人の特徴も4つ紹介します!
美容師に向いてない人1:失敗の振り返りができない人
美容師は技術職であり接客業なので、失敗やクレームも多いです。失敗を振り返って反省しない人は成長しません。
新人の時はもちろん、ベテランであっても大きなクレームを出すことも多いです。そんな時に状況やお客様のせいにする人は成長しません。何が悪かったか反省をして同じことが起こらないよう次に繋げることが大切です。
失敗を「まぁ、いっか」で済ませてしまうと何度も同じミスを繰り返してしまいます。何も考えず施術していても成長しないので振り返る力は大切です。
美容師に向いてない人2:感情が顔や態度に出てしまう人
美容室には鏡が多いので、お客様から常に見られているといっても過言ではありません。実際に慣れた美容師は鏡を使ってお店全体を把握しています。
そんな美容室で不機嫌だったりダラダラ暇そうにしていると意外と見えているものです。私生活で何があってもお客様には関係ないので、気持ちを切り替えることがプロの振る舞いとして要求されます。
美容師/西川美沙季さんのコメント
これは私もアシスタント時代によく注意されていました。初めての体験で不安そうな顔をしてしまっていたのをお客様に見られてしまい、担当を外された経験は美容師なら一度はあると思います。それからは「フロア(お客様から見える店内)はステージ」と思って、演技をするように振る舞う意識をしてましたね。
美容師に向いてない人3:体力がない人
美容師は立ち仕事に加えてほぼ休憩がないので体力のいる仕事です。最近は労働環境も改善してきていますが、それでも体力はあるに越したことはありません。シャンプーやスパの際に力強い動きを求められることもあり、かなり疲れてしまいます。
美容室は出勤人数によって予約が入っていることが多いので、急な休みとなるとお客様やスタッフの負担をかけてしまいます。体力がない人には特に厳しい職業であると言えるでしょう。
私はいままでスポーツとかを特にやってはなかったのですが、バイトが立ち仕事の接客だったこともあり、営業中に辛いと感じたことはありませんでした。ただどうしても営業後は疲れ果てて抜け殻みたいになっちゃってましたね…。
美容師に向いてない人4:上下関係が苦手な人
美容業界は意外と体育会系で技術職特有の上下関係が残っていることが多いです。先輩から教わることが多く、アシスタントのうちは自分の給料もスタイリストの売り上げから出ているため全力でサポートしなければいけません。
言葉遣いや態度が完璧でなければならないわけではありませんが、尊敬の心を持って接することができないと周りと上手にやっていくのは難しいかもしれません。
私も先輩を尊敬して褒めたり質問したりしていました。やはり可愛がられていたほうが様々な経験をさせてもらえると思います!かといって言葉だけでは見抜かれてしまうので気を付けましょう!
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いかかでしたでしょうか。イメージ通りのこともあれば意外だなと思うこともあったかと思います。もちろんこれは一例なので、自己分析の一助にしていただけますと幸いです!
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